ハサミづくりの工程

ハサミづくりの工程

アナログ(職人技)とナノ(機械技術)を融合させた独自の製造方式

理美容ハサミの最終工程は、ハサミ職人による「刃つけ」です。刀鍛冶の伝統を受け継いだ職人技、いわゆるアナログです。

これは、ご注文頂いたハサミをお客様が望む切れ味にする為に、もっとも重要な製造工程です。この重要な工程を助ける為、当社ではCNC工作機械を導入して、1/10000の精度を出す加工を行っています。これが、ナノ(機械技術)です。このCNC工作機械は、さまざまな高精度な金型製作加工にも欠かすことの出来ない機械です。

当社では、伝統的な技術を守りつつ、試作・研究を何度も重ねて、CNC機械を理美容ハサミの製造・加工に取り入れ、独自の製造方式を完成させました。

 

理美容ハサミの製造に工作機械を導入するメリット

ハサミの品質安定化につながります。

・同じロットのハサミを生産する場合、品質のばらつきが無くなり良質なハサミが安定生産できる。

・過去に一度受注を頂いた商品であれば、全く同じように生産が可能。

など、アナログとナノの両方をハサミ製造に取り入れることにより、数多くのメリットがあります。

 

理美容ハサミの製造工程(一部)

鋼材の選定・CAD図面の作成

img_0986理美容師の方へ、どのようなハサミを提供するのか?

・低価格でも質の良いハサミを提供したい
・ブラントを全面に押し出したハサミを提供したい
・ドライカット、ドライセニングを提供したい

このようにお客様のご要望を様々です。その要望に応えるために、まずは鋼材の選定を行います。

 

当社では、7種類以上の鋼材から最適な鋼材を選定します。

【当社取扱い刃物鋼材】

440C鋼材/V金1号/V金10号/MO鋼材/コバルトスペシャル/粉末ハイス鋼材/ダマスカス鋼材

鋼材の持込みもご対応も可能です。
ご相談ください。

ハンドルの選定

当社では、切りやすい・使いやすい・握りやすいにこだわったハサミのハンドル型を多数準備しています。その中からお客様のご要望に合ったハンドルをお選び頂けます。ハンドルの一部カスタマイズやオリジナルのハンドル金型を製造することも可能です。

CAD図面の作成

img_1526お客様との打ち合わせをもとに、ご要望(刃長、刃線、ハサミ幅等)に合わせた、ハサミの形状をCADにて図面化・具現化していきます。

正確なCAD図面データを活用して、ハサミの仕上がりイメージを共有します。

 

– 社内一貫体制の製造技術 – 10工程以上の金属加工

img_0785外形加工
CAD図面をもとに、ハサミの外形をワイヤー放電加工機、もしくは、レーザー加工機にて切りだします。

 

平面研削加工
ハサミの形になった素材の厚みを揃えます。

 

センターネジ加工
お好みのネジに合うように、鋏のセンター部分を加工します。

 

熱処理加工
素材に合った温度で、焼入れを行います。

 

CNC工作機械加工
安定した精度・作業時間の短縮を実現するCNC工作機械にて加工

 

溶接加工
CNC工作機械により、加工された刃部と、選択されたハンドルを指定の長さと角度で溶接します。

 

粗加工
グラインダーを使用して、ハサミの形に粗削りしていきます。

 

img_0803磨き加工
鏡面と呼ばれる、ステンレスの表面を鏡のように加工する、作業です。

 

刃つけ加工
ハサミに刃をつけて、お客様の好みに仕上げます。
我社のハサミの理論に基づいて、一丁、一丁、心を込めて仕上げていきます。

 

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マーキング加工
ご要望のマーク(製品ロゴ・美容室ロゴなど)をハサミにマーキングします。
彫刻かレーザーを選択出来ます。

 

 

検品・出荷
切れ味・仕上がりのチェックを入念に行い、出荷します。

これらの工程を経て、ハサミが完成します。
 

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