刃をつけることは人にしかできない。
1/1000mm単位で正確に削ることは機械にしかできない。
理美容ハサミの最終工程であり切れ味を左右する最重要工程は、職人の手による「刃つけ」です。関の刀鍛冶の伝統を受け継いだ職人技、正にアナログです。
現在では少なくなった刃物職人が重要な刃付け工程に集中できるよう、当社ではCNC工作機械を導入して、1/1000mmの精度を出す加工を行っています。
CNC工作機械は、日本の最先端のモノづくりで活躍しており、特に加工精度を必要とする自動車部品、航空機部品などには欠かすことができません。
職人にしかできない「職人の強み」と、機械にしかできない「機械の強み」これを融合させた独自の製造方式が「当社の強」みです。
常に進化を忘れない。
刃物の業界は新しい技術に対して疎遠なイメージがあるかも知れませんが、当社では最新技術を積極的に導入し、より高品質な製品の開発に取り組んでいます。
以前は、手作業で造形していたハンドルの試作も、今では、3Dデータから3Dプリンタで出力することで、短期間かつアグレッシブな開発を実現しています。